ROTH BART BARON

簡介:  小檔案
(drums/piano) 中原鉄也  Tetsuya Nakahara (vocal/guitar)  三船雅也 Masaya Mifune 
 
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「あなたの人生を変えた 更多>

 小檔案
(drums/piano) 中原鉄也  Tetsuya Nakahara (vocal/guitar)  三船雅也 Masaya Mifune 
 
小簡介
「あなたの人生を変えたアルバムは何ですか?」
その手の質(zhì)問をされたとき、自分は黙りこくってしまう。正直言って、人生を変えられるほどの音楽なんて僕は出會ったことがない。そりゃあ、もちろん衝撃的だったものはあるし、興奮して人に話しまくったバンドだっている。けれど、それによってバンドを始めたわけではなかったし、音楽のみに集中してしまうことはなかった。素直にいい音楽だなと感動することはあっても、自分が何か行動を起こすまで変わったことはなかった。
ROTH BART BARON(ロット?バルト?バロン)の「素晴らしい日々」という曲に出會ったのは、本當(dāng)にたまたまだった。音楽評論家の岡村詩野がレインボータウンFMで放送していた『radio kitten』という番組のポッドキャストを僕が擔(dān)當(dāng)していたときのことだ。同番組內(nèi)の「radio kittenへの道」というコーナーは、全國のバンドマン、宅録をしているような音楽好きから未発表音源を募集するというもので、玉石混淆の楽曲の中から選ばれた楽曲が1、2曲そのコーナーでかかるという、いわば、アマチュア?ミュージシャンのコンテストのようなものだった。そこに送られてきたものは、想像以上に質(zhì)が高く、プロと思えるものも少なくなかった。それでも、何かしら足りない部分があるというのは僕にもわかった。だからこそ、このコーナーで紹介され、客観的な眼を浴びることはとても意義のあることだと思っていた。そんな中の1つとして流れたのが、ROTH BART BARONの「素晴らしい日々」という曲だった。
 
この曲を聴いて僕は不安にかられていた。ギター、バンジョー、マンドリン、ピアノ、和太鼓、フィドルなど、多種多様な楽器によって奏でられるサウンドが、その展開が、質(zhì)感が、抜けのある音が、少し震えたような高めのヴォーカルが、あまりに完璧すぎるように思えたからだ。その雰囲気は、Bon Iverの靜謐さも、Fleet Foxesの祝祭感も、Dirty Projectorsの遊び心も備えていた。それでいて日本人ならではの、少し濕ったウェットさも全體を覆っていた。それがあまりに見事で、もしかしたら後半でその調(diào)和がバラバラになってしまうのではないか、臺無しになるようなアレンジをしてしまうのではないか、と不安になった。そんなことを考えていたから、初めて同曲を聴いたときの印象は期待と不安が入り交じる不思議なものだった。けれど、1曲を通して、その素晴らしさは衰えることはなかったし、楽曲が鳴り止んだ後の余韻は體験したことのないものだった。もう一度聴いてみても、日を挾んで聴き直してみても、その素晴らしさは変わることはなかった。
 
どうしても本人たちのライヴを見たいと思い、『radio kitten』ディレクターの矢吹くんに連絡(luò)をとってもらい、ライヴを観にいった。運(yùn)悪く、同僚から借りた自転車が途中でパンクしたけれど、タクシーで駆けつけた。急いで會場に入るとライヴは始まっていた。たった2人で奏でるライヴは、空気そのものを楽器にしてしまうくらいの、會場を彼らの色に染めてしまうものだった。僕は、靜かに興奮しっぱなしだった。終演後、冷靜を裝って、2人に話しかけてみると、まだ何も知らないような若者でびっくりした。聞けば、バンドマン同士の橫の繋がりもほとんどないという。まさに荒らされていない森で、新鮮で栄養(yǎng)のある植物を食べて育った動物のように、彼らの音楽はとても自然の中で生まれたのだ。それが、本當(dāng)に新鮮だった。
 
最初に、あなたの人生を変えたアルバムは? という問いについて話した。もし僕がそれを?qū)い亭椁欷郡?、ROTH BART BARONと答える日が來るかもしれない。彼らの音楽を聴いて、少しでも多くの人たちに屆けたいと思い、ライヴに足を運(yùn)び、行動を起こしている自分がいるからだ。誰かの音楽を聴いて、自分が行動を起こしたいと思ったことはこれが初めてだ。そういう意味では、人生を変えられた作品といえるだろう。けれど、これが一人でも多くの人たちに屆くまで、僕はそう答えたくない。それくらい、ROTH BART BARONは多くの人たちに聴かれるべきだし、素晴らしい。僕だけが変わったなんてあまりにもったいなすぎる。ROTH BART BARONの音楽が世の中に広まったとき、僕は彼らの作品が人生を変えてくれたと胸を張っていえるだろう。
2008年結(jié)成の東京出身ロックバンド。2010年に自主制作による1stEP「ROTH BART BARON」をセルフリリース、disk unionやJET SETから多 大な支持を受ける。そして無名の新人ながら異例のiTunesでの國內(nèi)、海外同時配信。ギター、バンジョー、マンドリン、ピアノ、和太鼓、グ ロッケン、マリンバ、フィドルなど多種多様な楽器を使い、壯大なサウンドスケープと美しいメロディ、剝き出しの感情と生命力に満ちあふれた 歌詞が作り出す圧倒的な世界観は日本の音楽シーンだけに留まらず、SoundCloudをはじめとする音楽系SNSサイトから多くの賞賛コメントを受 けるなど、海外での評価も高い。2012年12月13日には2年ぶり待望のNEW EP「化け物山と合唱団」をリリース。 大事件 : 2008年 東京で結(jié)成。 2010年 自主企畫イベント『からっぽ博覧會』開催。 1st EP「ROTH BART BARON」セルフリリース、レコ発自主企畫イベント「からっぽ博 覧會Vol2」開催。 ピクセルvol.13/5th anniversary fes出演、SHIBUYA-La.mama presents 道玄坂異種格闘技戦 vol.9 , vol.12 出演。初の京都ツアーを行う。 2011年 劇団範(fàn)宙遊泳「労働です」書き下ろし楽曲提供、演劇會場での特別ライブ、新曲レコー ディング。 「音楽の祈り」- tokyo blue weeps 「incarnations」リリース記念パーティー 出演。 クリスマスソング”Flashdance”をsoundcloudにて無料DL配信。 2012年 ダンスユニットビルヂング主催『ビルヂングの新世界』出演。 音楽評論家、岡村詩野監(jiān)修のコンピレーションアルバム”radio kittenコンピレーション Vol.2”に參加。 Demo CD ”Chocolate demo”をリリース(100枚限定生産)、OTOTOYサイト內(nèi)で配信開始。 2年ぶりのEP”化け物山と合唱団”12月13日リリース、OTOTOYサイト內(nèi)で配信開始。同日、Release Party『からっぽ博覧會Vol,3』を渋谷La.mamaにて開催。 クリスマスソング”The Fireman”をsoundcloudにて一週間限定無料DL配信。