Atomic‐Bombed Mary歌詞

作詞 : 魅遊
作曲 : 幽路
脳裏に焼き付いてる
背後で囁く…
情景よ、歳月だけ流れてゆく
貴方は何処にいるの…
私の想いは現在も変わらずに…
異國で眠る貴方へ
焼けて爛れた私の両腕で
小さな體を抱き締めていた
貴方に生き寫しの此の子は
動かなくて
サア…子守唄ヲ唄イマショウ…
夢のまた夢を
屆かぬ想いを
いつまでも唄っていた
異國で眠る貴方へ
揺れる姫百合と
浮き世の絵空事よ
舞い散る花びらを
もう一度咲かせて
仄かな毒の香が広がり
絶望する
セメテ…泡沫ノ夢ヲ見セテ…
私ハ何処ニイルノ…
私ノ想イハ…
イツマデモ変ワラズニ…
異國デ眠ル貴方ヘ…
焼けて爛れた私の両腕で
小さな體を抱き締めていた
貴方に生き寫しの此の子は
動かなくて…
サア…子守唄ヲ…唄イマショウ…
重たく伸し掛かる
下弦の月の夜に
蜻蛉は灼熱の炎に焼かれて
私は夢を見ていた
貴方…黒い雨よ
目覚めれば散り散りに
焼かれて…
消えていた
黒い雨よ…