噓月（「想哭的我戴上貓的面具」片尾曲）（翻自 ヨルシカ）歌詞

[00:00.000] 作詞 : n-buna/n-buna
[00:00.871] 作曲 : n-buna/n-buna
[00:01.742]雨が降った　花が散った
[00:04.644]ただ染まった頬を思った
[00:07.530]僕はずっと　バケツいっぱいの月光を飲んでる
[00:13.637]ほんとなんだ夜みたいで
[00:16.650]薄く透明な口觸（くちざわ）りで
[00:19.610]そうなんだって　笑ってもいいけど
[00:25.509]僕は君を待っている
[00:52.501]夏が去った　街は靜か
[00:55.546]僕はやっと　部屋に戻って
[00:58.523]夜になった　こんな宵（よい）月を一人で見てる
[01:04.565]ほんとなんだ 昔の僕は
[01:07.540]涙が寶石でできてたんだ
[01:10.550]そうなんだって　笑ってもいいけど
[01:16.559]聲はもうとっくに忘れた
[01:19.617]思い出も愛も死んだ
[01:22.640]風のない海辺を歩いた
[01:26.060]あの夏へ
[01:32.516][僕はさよならが欲しいんだ
[01:39.153]ただ微睡（まどろ）むような
[01:44.574]もの一つさえ言わないまま
[01:50.869]僕は君を待っている
[02:06.109]歳を取った　一つ取った
[02:09.139]何もない部屋で春になった
[02:12.105]僕は愛を底が抜けた 柄杓（ひ しゃく）で飲んでる
[02:18.077]ほんとうなんだ　味もしなくて
[02:21.099]飲めば飲むほど喉が渇いて
[02:24.102]そうなんだって　笑ってもいいけど
[02:29.766]僕は夜を待っている
[03:02.883]君の鼻歌が欲しいんだ
[03:09.092]ただ微睡（まどろ）むような
[03:14.575]もの一つさえ言わないまま
[03:20.761]僕は君を待っている
[03:26.651]君の目を覚えていない 君の口を描（か）いていない
[03:38.612]もの一つさえ言わないまま
[03:44.786]僕は君を待っていない
[03:50.587]君の腹を知っていない
[03:56.653]君の頬　思っていない
[04:02.620]さよならすら言わないまま
[04:08.787]君が夜になってゆく