[ti:Legion]
[ar:少女病]
[al:殘響レギオン]
[by: ]
[00:01.31]「しつこく追ってきて、何が目的?
[00:03.98]やっぱり誰かにバラす気なんじゃ......」
[00:06.40]「泣いてないで何か言ってくれないかな、キミ」
[00:10.29]「少女が聲を出せないことなど知らない二人は、
[00:14.52]何も答えないフランチェスカに苛立ち、
[00:17.29]小さな刃物を手に近づいて……」
[00:20.27]「黒か白か、始めようか?審判を」
[00:30.15]剎那煌いた消えぬ証 暴かれて
[00:39.96]問いは意味を成さない 口外されれば
[00:49.63]幾多の犠牲の上に 勝ち得た炎も潰えてしまう...
[01:00.66]錆びついた その兇器を躊躇いなく翳して
[01:10.42]聲さえあげずに固まった少女に
[01:16.46]言葉を荒げて忘卻を求めた
[01:24.81]「さあ、そこまでだ。國が荒れていると子供達まで荒れるのか?」
[01:31.25]害意なきポーズだけのその腕を
[01:40.38]押し戻すように止めた者は、黒衣の放浪者【nomade】
[01:49.19]「子供がこんな物騒な物を持ってはいけない」
[01:55.46]諭す聲は真摯にどこか優(yōu)しくて
[02:00.33]守るように 立ち塞がるその姿に少女は
[02:10.49]兄との別離を思い出し
[02:15.11]靜かに涙を零して膝から崩れた――――
[02:24.94]「なあ、もしかしてこの子、聲が……」
[02:30.29]「フランチェスカが言葉を発せないことに気付き、
[02:33.88]筆談でコミュニケーションをとる。
[02:36.30]それをきっかけに、ルクセインに促されるままに
[02:40.37]それぞれの経緯を話し出す3人。
[02:44.53]誤解はすぐに氷解して……」
[02:47.37]「脅かしてごめん」
[02:49.97]「詫びる二人に、フランは気にしないでと恐縮しながらも
[02:55.82]懸命に兄のことを聞いていた」
[02:59.00]「フランチェスカとどこか似てる少年もいたかもしれない……
[03:11.04]
[03:13.25]――――呼吸が、止まった……
[03:16.07]名前さえも奪われる穢れた塔の中で
[03:25.43]優(yōu)しかった兄がその場所に囚われ
[03:31.25]今でもいるかは不確かでも
[03:35.77]拳を突き合わせ 誰からともなく視線を重ねて
[03:45.45]出會ったばかりのレギオンは
[03:50.19]遙かな古城を見據(jù)えてその手を掲げた
[03:59.41]「無謀かもしれない。確かな策なんてありはしない。
[04:02.71]けど、こうしてる間にもヤツはっ……。
[04:05.48]……ボクは、囚われた仲間を助けに行きたい」
[04:08.99]「フランのお兄ちゃんも、ね」
[04:11.53]「強く頷くフランチェスカに、
[04:14.25]そして大切な存在を想う彼らに心打たれ、
[04:18.44]ルクセインも助力を申し出る。
[04:20.77]大きな力を持つ魔女に対して、
[04:23.98]なんの武器も後ろ盾もない。
[04:26.38]たった4人だけの小さな、
[04:29.03]けれどとても勇敢なレギオン」
[04:32.12]「きっと、まるで勝ち目のない戦爭だ。けれど――――」
[04:37.47]
[04:39.47]「Legion」
[04:41.47]作詞∶少女病
[04:43.47]作曲∶ピクセルビー
[04:45.47]歌∶少女病
[04:47.47]
[04:49.47] 制作