四季折の羽歌詞

[ti:四季折の羽]
[ar:初音ミク (初音未來)/鏡音レン (かがみね レン)]
[al:EVERGREEN SONGS 2014]
[by:]
[offset:0]
[00:00.00]四季折の羽 (四季折之羽) - 鏡音鈴 (鏡音リン)/鏡音連 (鏡音レン)
[00:04.33]詞：ひとしずくP/やま△
[00:08.67]曲：ひとしずくP/やま△
[00:13.01]舞い落ちる粉雪が
[00:19.21]山の背を白く染める
[00:25.38]寂れた村のあばら家で
[00:31.73]二人身を寄せ合う冬の夜
[00:37.96]「出會った日も雪だった」
[00:44.32]あなたが微笑みつぶやく
[00:50.04]
[00:50.57]囲爐裏火に火照った顔を
[00:56.22]
[00:56.74]大きな袖の影に隠した
[01:02.81]
[01:04.49]春の訪れを
[01:08.82]息吹の歓びさえずる鳥達と歌う
[01:15.97]「綺麗な聲だね」とあなたが言った
[01:21.73]
[01:22.40]ただそれがその言葉が嬉しくて
[01:28.29]「いつか綺麗な聲が出なくなっても
[01:35.05]それでも私を愛してくれますか」
[01:41.44]「當(dāng)たり前だよ」って優(yōu)しく笑い
[01:47.76]そっと大きな手が頬を撫でた
[01:54.40]
[02:19.57]青葉照る夏の午後
[02:23.40]あなたが病に倒れた
[02:27.48]貧しい夫婦暮らしでは
[02:31.40]あなたを治す薬は買えない
[02:35.43]明くる日も明くる日も
[02:39.45]ただひたすらに機を織る
[02:43.47]儚き紅葉の葉のように
[02:47.44]あなたの命を散らせはしない
[02:51.48]
[02:52.46]季節(jié)は流れて
[02:55.21]夏の終わりを告げる鈴蟲が
[02:58.48]リンと鳴く
[02:59.89]「綺麗な指だね」と
[03:01.91]傷だらけの手を握るその手が
[03:05.34]あまりにも冷たくて
[03:07.70]「いつか綺麗な指がなくなっても
[03:11.87]それでも私を愛してくれますか」
[03:16.30]「當(dāng)たり前だよ」って
[03:18.21]咳き込みながら
[03:20.16]痛む指を大きな手が包んだ
[03:24.76]晝も夜も機を織り続けて
[03:28.73]早く早く薬を買わなければ
[03:32.94]もう少しあと少し紅葉が散る前に
[03:36.55]この指が止まるまで
[03:38.49]この羽が盡きるまで
[03:42.65]
[03:58.42]「いつか私がヒトじゃなくなっても
[04:03.14]あなたは私を愛してくれますか」
[04:07.25]怖くて真実は告げられぬまま
[04:11.44]そっとひとり最後の羽を
[04:15.67]「當(dāng)たり前だよ」って僕は笑い
[04:20.43]翼を失くした君を抱きしめ言った
[04:24.54]綺麗に羽ばたいたあの日の鶴を
[04:28.57]ずっと今でも覚えているよ
[04:32.42]そして変わらず君を愛しているよ