アダンの風(fēng)

前作『qp』から2年ぶりとなる新作、『アダンの風(fēng)』。青葉市子が ”架空の映畫のためのサウンドトラック” をコンセプトに作り上げた、色彩豊かなオリジナルアルバム。

"その島には、言葉がありませんでした" という一文から綴られる、今年1月に青葉が長(zhǎng)期滯在した沖縄の島々で著想?執(zhí)筆した物語(yǔ)に基づき、すべての創(chuàng)作がスタートした。

作編曲の共同制作者に迎えたのは、音楽家?梅林太郎。従來(lái)のクラシックギターによる弾き語(yǔ)りに留まらず、室內(nèi)楽編成やクラシックへの接近を取り入れた濃密なサウンドスケープが、聴き手を架空の映畫の世界へといざなう。

青葉の描く物語(yǔ)に、梅林の深い解釈が加わることによって、深?yuàn)Wな音楽表現(xiàn)が導(dǎo)かれた。

全曲のレコーディング及びミックスを手がけたのは、エンジニア葛西敏彥。マスタリングは、オノ セイゲン。青葉の活動(dòng)を支え続けるプロフェッショナルたちの手で今作が録音され、隅々まで研ぎ澄まされた。

生命の神秘と祝福、はじまりを予感させるジャケット寫真は、寫真家?小林光大が撮影。今作のアートディクレション、寫真を一手に擔(dān)った小林によって、『アダンの風(fēng)』の世界と情景が、幻想的かつ鮮やかにスクリーンへと映し出される。