[00:16.910]眠れない夜にひとり 何気なく [00:24.680]手にとった本に綴る 言の葉を [00:32.380]「齷齪(あくせく)生きても [00:36.410]何もしなくても 誰にでも同じ [00:44.390]そう、死はやってくる」 [01:13.000]色彩(いろ)を亡くす街路樹に秋の風 [01:20.790]思い返せばいつでも同じ顔 [01:28.340]いつしか僕らも大人になっていた [01:36.340]あの日の過ち数えても [01:41.820]重ねた時間は今ではあまりにも長い [01:49.820]生まれたばかりの子供も大きくなる頃 [01:57.840]あの頃僕らは見えない光を感じて [02:05.770]自分が何かになれると信じきっていた [02:16.080]夜の向こう いつもと変わらない日々 [02:23.890]声に気付かずにどこにも無い答え探して [02:49.880]その胸の奥の深くに灯りのない部屋 [02:57.790]星を散りばめて綺麗な夜空になればいい [03:05.890]僕たちはきっと幾つも過ちを重ね [03:13.750]涙を流して悔やんで強くなるのだろう [03:21.790]心が痛くて苦しくて逃げ出したくても [03:29.890]悩むことはない それがいつか [03:34.140]道しるべとなるから