[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:02.370]-人の子は、人に、愛されよと。願い [00:12.860] [00:13.060]-神の子は、神に、愛されよと。願う [00:23.580] [00:23.780]人であり、神であるものがいたなら、共に愛されよと [00:40.030]かぜがはこぶ、 [00:46.240]歌:めらみぽっぷ [00:50.240] [00:53.240] [01:20.320]黄金にたなびく、稲穂の海に立ち [01:30.870]人の生み出した、鉄を絆とす [01:42.030] [01:52.520]共に支えては、互いに生かし合い [02:03.210]それでも、嗚呼、終ぞ、交わることはなく [02:13.450] [02:13.650]揺らぎ、猶予う、人の祈りに [02:19.200]ときに愛さえ感ずることがあれども [02:26.450] [02:30.030]-されど、神は、孤独なのだ [02:34.910] [02:35.110]いとし子よ 罪なき子よ [02:40.600]生まれしことを祝えども [02:45.860] [02:46.060]この手に抱くなど。許されはしない [02:51.680]神はただ、神としてあればよい [02:56.670] [02:56.870]故に [02:58.210]わが子を、抱いて。なくこともできない [03:07.100] [03:07.300]ただ、愛されよと、かぜにのせた思いは、何処へ [03:22.510] [03:43.190]鈍色に聳える、鉄の海に埋もれ [03:53.740]人の縋っていた、信仰は消え行く [04:04.430] [04:15.540]この身の行く道は、信仰の中に在り [04:26.110]それを露ほども疑いもせずに [04:36.330] [04:36.860]揺らぐことない、捧ぐ祈りに [04:42.310]ときに振り返ることを望みもすれども [04:50.440] [04:53.090]-けれど、人は、孤独なのだ [04:57.780] [04:57.980]いとし人 いとし母よ [05:03.510]たとえ血を分けていなくとも [05:08.880] [05:09.080]その手に愛されて。生きてきたならば [05:14.520]その想いのまま、立たねばならぬ [05:19.840] [05:20.040]故に [05:21.410]膝を、ついては。なくことはできない [05:30.180] [05:30.650]ただ、生きるために、かぜにのせた思いは、何処へ [05:43.800] [05:44.000]-立ち上がれと、呼んでいる。自分の手で [05:52.080]生きる道を見出すため [05:56.280] [05:56.480]祈るは、その行く先に。かぜが吹くように [06:04.180] [06:05.710]いとし子よ 遠き我が子よ [06:10.970]人が絆を砕いたら [06:16.310] [06:16.510]今こそこの手で。誰よりも強く [06:21.950]現神人たるその身を抱きしめよう [06:27.190] [06:27.390]故に [06:28.690]その身を、投げ出し。なくことを赦されよ [06:38.040] [06:38.240]だた、愛すること。かぜがはこぶ思いは、此処に [06:51.440] [06:51.640]そして、遠く。かぜがなく [07:00.580]