[00:00.000] 作曲 : 幾田りら [00:29.34]ずっと忘れていたんだ [00:33.78]できるだけ遠くに置くようにして [00:38.41]目を伏せていたんだ [00:41.66]時間という布を被せて [00:47.45]きっと止まっていたんだ [00:51.80]読み返すことのない物語 [00:56.50]心飛ばされぬように [00:59.95]重しをつけて守ってる [01:05.54]なんでもいいからシャッフルした [01:08.95]その瞬間あの声があの歌が [01:14.03]嫌になるほど 返ってくる [01:18.73]嫌いだった 優しくない嘘 [01:23.07]手抜きの愛言葉 湿った夏の匂い [01:27.85]好きだった 優しい声 [01:32.26]いたずらな言葉に揺らめくたび [01:36.73]消えない煙はいつまでここにいるの まだ [01:53.00]あなたは覚えているかな [01:57.26]肩濡らしあった雨の日の頼りない相合い傘 [02:05.48]背伸びしてるように見えた [02:11.04]気にかけるようなフリをして [02:14.78]目が合えば 離さない 逸らせない [02:19.65]そんなあなたが悪いのよ [02:24.30]怖かった 切なくて痛い [02:28.64]縫われることのない 待ち針でいるのは [02:33.71]知りたかった 暗い影のすべても [02:38.14]途切れた話の続きを生きてる [02:42.71]消えない炎はいつまで胸を揺らし泣いてるの [02:59.08]あの時強がって泣けなかった [03:03.04]熱い雫が頬をつたう [03:21.23]好きだった それでもあなたを [03:25.64]何も目に映らないほど 一途だった [03:33.52]幸せだった 甘い傘の中 [03:38.09]交わした言葉は そのまま畳んで [03:42.75]通り雨のようなあなたの背中をまた感じてる