[ar:くろくも (黒雲)] [ti:カガリビト] [al:amorous profumo] [offset:0] [00:00.00]カガリビト (留守人) - くろくも (黒雲) [00:17.40]词:millstones [00:34.81]曲:millstones [00:52.22]静まり返り眠る街を駆けゆく [00:57.99]吹き抜け踊る風に乗り夜の淵へ [01:04.79]輝く月がその横顔を捉える [01:11.18]冷たく光る左手は何を掴む [01:18.31]解れゆく世界の [01:21.07]欠片をひとひら [01:24.44]意思の火を片手に縢り歩く [01:30.93]終わりなど見えない [01:33.54]仕組みなのだから [01:37.11]問う事は諦め一つ一つ [01:43.13]しけ糸途切れ気付けば唯一の針 [01:49.09]縋る事さえ許されずに膝を折る [01:55.94]水面に映る [01:58.94]ツギハギだらけの身体 [02:02.44]空蝉に問うこれは夢か幻か [02:09.17]くたびれては眠り赤い夢を見る [02:15.75]篝火は倒れて空を焦がす [02:22.11]急き立てられるように [02:24.64]ゆらり歩き出す [02:28.15]孤独な太陽の様に繰り返して [02:55.22]繋ぎ止める [03:00.82]全ての火を [03:18.73]澄み切った青空岩陰にもたれて [03:25.09]頬撫でゆく風は [03:28.43]「おやすみ」と呟いた [03:37.96]解れ解れ [03:39.18]欠片に戻る現世の記憶は [03:44.47]霧散の瀬戸際を未だ見ず [03:50.08]辛うじて留める [03:51.91]形を繋ぐ敢え無い魔法は [03:56.98]掛け替えの無い命の影 [04:03.00]動かぬその右手には [04:06.18]クチナシの花束を [04:09.54]地に返る魂に捧ぐ餞 [04:15.52]残された世界には縁なしの絶望と [04:21.91]願わくば暫くの永遠を