[00:01.11]切れかかっている 電球の下 手を繋いで [00:07.43]声も交わさない話を ずっと続けようね [00:13.43]色のわからない感情を 絵の具で塗って [00:19.54]あなたにどうやって渡そう [00:24.90] [00:25.40]開け放つ窓の傍 [00:28.30]夜風で冷えた造花を抱くから [00:31.48]あなたの零す笑みで [00:34.42]褒めてください 愚かだとしても [00:41.27] [00:41.28]ねえ 待っていたいよ 噤んだ口のその先を [00:47.82]枯れた花のように 麗しく咲くから [00:53.65]考える程 綺麗じゃなくていいんだ [00:59.83]そっと闇を照らす あなたの声を! [01:05.88]どうして ここまで光は残ったの [01:12.42]答えに意味がなくたって [01:18.22]灯していて [01:21.25] [01:24.56]疾うに散らばった 約束と合言葉だけ [01:30.96]意味すら要らない話を ずっと続けよう [01:36.63]触れた指先 冷たく思えて [01:39.67]言葉が喉でつかえて [01:42.76]誰の為なんて もう判っていた [01:45.86]暖めてたいと願った [01:48.86] [01:48.87]「記憶に舞う微笑み [01:51.85]鮮やかに思い出したいから [01:55.09]あなたの眼で鋭く 刺してください」 [02:00.32]なんて少し笑って [02:04.86] [02:05.19]守っていたいよ ふたり息衝く先を [02:11.37]憂慮だけ沸き立って 手を離さないように [02:17.46]教えてよ これは正しいよって [02:23.56]何も壊れない 柔い言葉で [02:34.19] [02:57.27]耐えかねて 目を合わす [03:00.18]ひとりでは息が苦しいから [03:03.23]あなたのその痛みを 分けてください [03:08.67]声が聞きたいんだ [03:14.59] [03:14.60]望んでしまった 噤んだ口のその先を [03:21.15]枯れた花で この静寂を埋めようとして [03:27.30]触っていたいよ 冷たくてもいいんだ [03:33.37]切れかかった灯り 縋るみたいに [03:40.74]きっと ふたりの灯は夜明けを照らすでしょう [03:47.31]どうか 綻びを縫って [03:53.00] [03:53.01]繋いでいて [03:56.77]