[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:08.880]『その見目の麗しきこと。天より地に降りしものよ。 [00:17.030]月無き闇夜さえも。遍く輝らすよう——』 [00:25.550] [00:39.390]おぼろげにたゆたう記憶に [00:42.900]永遠の時を感じては [00:46.310]遙か遠く むかしむかしの物語の中へ [00:56.050] [01:01.600]私は何を感じていた? [01:05.280]私は何を思っていた? [01:08.630]——何もない、穢土へと落されて [01:17.590] [01:17.600]そう [01:19.550]惨めで無価値な異邦人は [01:23.340] [01:25.000]そう [01:26.880]与えられたものを今もまだ [01:32.360]何もかも飽きて [01:32.20] [01:34.540]何もかも過ぎて [01:36.210]それでも忘れられないもの [01:39.750] [01:39.790]夢の中 思い出すほど [01:44.000]その意味だけを喪っても [01:47.280] [01:47.600]思い返すの [01:49.180]皆の顔と共に過したその姿を [01:54.550] [01:54.600]月の下で踊ろう [01:58.200]そう『穢れた名』は誰のもの [02:03.040] [02:32.230]蝶よ花よと育てられて [02:35.720]手に入らぬものなどなく [02:38.800]——何もない。それゆえに何も大切でなく [02:48.130] [02:48.190]そう [02:49.850]この名よなよ竹よ夜を輝らせ [02:53.650] [02:55.630]そう [02:57.330]そこに込められた思いだけが [03:03.000] [03:03.010]何もかも消して [03:05.030]何もかも棄てて [03:06.940]それでも手放せないもの [03:10.380] [03:10.450]夢の中 思い出すまで [03:14.540]その意味だけを失くしても [03:17.930] [03:17.990]思い出しても [03:19.740]きっといつかは忘れてしまう定めでも [03:25.180] [03:25.230]月の下で笑おう [03:28.880]そう『穢れた名』の意味をして [03:34.130] [03:41.300]——夜にそっと輝くように。 [03:49.140] [04:16.700]『その見目の麗しきこと。天より地に降りしものよ。 [04:24.590]月無き闇夜さえも。遍く輝らすよう——』 [04:32.690] [04:33.000]何もかも愁いて [04:35.400]何もかも寂びて [04:37.180]それでも滅びず輝くもの [04:40.810] [04:40.870]夢の中 思い出すのに [04:44.830]その意味だけを抱いている [04:48.490] [04:48.530]思い出した [04:49.980]懐かしき顔と月の下で共に歌おう [04:55.500] [04:55.600]『カグヤ』ではなく [04:59.210]そう『輝夜』を名乗るよう [05:03.010]