[00:02.968]人が紡ぎ上げた欠片達を [00:05.962]窓の外から眺め続けた [00:09.216]ドアを作る事も出来なかった [00:12.466]それは幼い僕のプライド [00:15.846] [00:16.346] [00:22.335]『隠し事をしてました 傷つくのが嫌でした』 [00:28.581]やっと築いた僕だけのお城は [00:31.582]余りに空虚で満ちていました [00:33.342] [00:35.097]ある日現れたあなたは [00:36.594]僕が望む全てを持ってた [00:38.585]僕が積み上げたレンガを [00:40.076]容易く飛び越え触って気付いた [00:40.829] [00:41.840]「悲しいくらい冷たいね ずっと寂しかったんだね」 [00:45.832]怯えて 離れて 飾って 測って [00:46.338]焦って 乱れて 貶して 逃げだした! [00:48.101] [00:48.598]人が紡ぎ上げた欠片達が [00:51.584]折り重なるのを羨んでいた [00:54.093]孤独に作り上げた僕の城 [00:57.097]ドアを閉ざした僕のプライド [00:58.093] [00:58.592] [01:07.280]『隠し事をしてました 失うのが嫌でした』 [01:13.523]やっと現れたお城の住人 [01:16.536]初めての愛に戸惑いました [01:18.279] [01:20.012]「同情なんかはよしてよ お前にわかってたまるかよ」 [01:23.278]握って 齧って 零して 暴れて [01:24.771]それでもあなたは拾って掴んでた! [01:27.154] [01:27.898]行き交う群衆の愛を見つめ [01:29.892]一番大切を避け続けた [01:32.642]孤独に慣れ親しんだこの身が [01:35.652]日だまりで溶けるのを許さない [01:36.640] [01:37.147] [01:45.394]『隠し事をしてました それが愛だと知っていました』 [01:51.899]そっと消えていった城の住人 [01:54.905]恐れた感情が込み上げました [01:58.614] [01:59.112]『隠し事をしてました 永遠の愛を望みました』 [02:04.858]与えられたのは永遠だけ [02:07.854]初めて人のために吼えました [02:08.854] [02:11.117]「扉を開いて [02:12.106]縋って 握って 笑って 紡いで [02:13.608]愛せばよかったなぁ…」 [02:14.857] [02:16.101]与えられた温もりの影が [02:19.115]僕の孤独の城を許さない [02:22.116]自分で枷をはめたこの身体 [02:25.618]永久に僕の終わりを許さない [02:27.358] [02:28.609]行き交う群衆に愛を蒔いて [02:32.866]永久に涙を紡ぎ続けて [02:35.360]またあなたに会えるその日まで [02:38.112]何千年先も待ち続ける